新しいオフィスへ移転してオフィスインテリアも新調し、素敵な観葉植物を設置したのに
なぜかしっくりこないとか、どことなく寂しい感じがする...
そんな時にチェックするべきポイントです。
カタログを読み込んだり、実際に店舗に足を運んで、
最適だと思う樹種、美しい樹形の観葉植物を選んだのに、どこか違う。。。
一つ一つの観葉植物は完璧なのに、何かが違うならば、きっとその原因は配置バランスです。
オフィス家具と観葉植物の配置バランスに注目してみてください。
高低差をつけて視線を散らすことがポイントです。
最初に芯となるシンボルツリーを決めます。
そして、それと比較して少し背の小さな観葉植物、更に背の低い観葉植物を選びます。
それらをお互いが重ならないように、三角形を描くように配置します。
もし、高さが合わないようならば、腰高の鉢カバーにセットしたり、
キャビネットなどを利用して高さを出しても良いです。
オフィスの中に小さな森をつくる、そんなイメージで配置することがお勧めです。
約130㎝のパンダガジュマル。このままでも素敵ですが、
腰高の鉢カバーにセットし、高さ190㎝になりました。
壁に絵画がかかっている場合は、最大限、その絵画を活かすことを念頭におきます。
絵画だけでは寂しい場合、観葉植物を選ぶことは素晴らしい選択です。
ですが、その際に絵画を引き立てる、シンプルなシルエットの植物をチョイスし
バランスをとることが重要です。
観葉植物は、絵画を引き立てつつ、控えめに存在感を放つといったイメージです。
直立気味でありつつも緩やかなカーブを描くベンガレンシス。控えめな美しさがアートを引き立てるでしょう
インテリアの高低差を演出する際に、キャビネットの上に観葉植物を置くことが
絶妙なバランスである場合があります。
その際は、鉢底でキャビネットに傷をつけないようにマットを敷くことも良いでしょう。
また、水やりの際に水をこぼして中の書類に影響がないように注意しましょう。
更に忙しいオフィスであるからこそなのですが、
いつの間にかキャビネット上に観葉植物と、書類や郵便物が共存してしまうことがあります。
美観と日常との折り合いも上手にバランスをお取りください。
棚の中に小鉢の観葉植物を飾ることも素敵です。
その場合、植物の生育に必要な光が不足する心配があります。
その際は、蛍光灯の光でよいので、照明が当たるようにすることがお勧めです。
コンパクトな空間にはあまり面積を取らない樹形が、
広い空間にはボリュームのある観葉植物、ということは皆さんお分かりだと思います。
設置の為には、その空間にどのくらいのボリューム感が欲しいのか
事前にサイズを測ってみることが重要です。
特に広いスペースの場合、単独植物の床置きだけでは寂しく感じる場合があるので、
その場合は集合植栽(鉢を組み合わせで飾る)がお勧めです。
オフィス移転・増床時などの観葉植物のレイアウトに困ったら?
バランスが大事、ということがわかっても実際にどのように組み合わせた良いか迷ったら
プロに任せることが良いです。
イメージをして観葉植物を厳選しても、観葉植物はイキモノですので
実際にその場に置いてみると印象が異なることも多々あります。
オフィスのリノベーションをする場合、観葉植物についての部分は観葉植物レンタルの会社に
相談することが、理想の空間を作り出す近道です。
東京都内近郊でしたら、株式会社喜芳園がお手伝いいたします。
お図面を基にお見積り、観葉植物の設置例をご提案をいたします。
イメージとして記載された植物イラストから、実物の植物を割り出し、
実際の設置場所の環境とその植物の植生とのマッチングのご提案もさせていただきます。